Keio Robotics
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About

モノを動かして、
社会を動かす

Keio Robotics は、慶應義塾大学の学生が運営するロボティクス団体です。矢上キャンパスの YIL(Yagami Innovation Laboratory)を拠点に、学科も国籍も学年も違うメンバーが集まり、実際に社会で使われるロボットをつくることを目指しています。

Why Keio Robotics

課題は、
自分たちで決める

ロボコンのような学生ロボティクスでは、解くべき課題も評価軸も大会の主催者が決めます。大会が終われば、磨いた技術の行き場もなくなる。決められたルールの中で勝っても、社会は変わりません。Keio Robotics は、その逆から始めます。

一般的な学生ロボティクス

  • 解くべき課題を、大会の主催者が決める
  • 評価軸は、他人が書いたレギュレーション
  • 大会が終わると、磨いた技術の行き場がなくなる
  • 1〜3 年生には、手を動かす場が少ない

Keio Robotics

  • 解くべき課題を、自分たちで定義する
  • 評価軸は「社会をより良くする開発かどうか」
  • 生まれたプロダクトは、その後も生き続ける
  • 学年・学科・国籍の枠なく、実装の場を共有する

Vision

アイデアから、
社会実装へ

ゴールは、実際に社会課題を解決するプロダクトをつくること。アイデアを動く試作(PoC)にし、社会実装まで持っていく流れを、学生の手でつくります。

  1. アイデア

    自分たちで定義した、前例のない問い。

  2. PoC

    ハードもソフトも分業せず、一気通貫でつくりきる概念実証。

  3. 社会実装

    社会で使われるプロダクトや事業へ。スタートアップという選択肢も含めて。

PoC exitsPoC の出口は 3 つ。
プロジェクトごとに決めます。

Contestコンテスト

ハッカソンなどで短期間に世に問い、フィードバックを得る。

OSSオープンソース

成果とノウハウを公開し、次の開発者につなぐ。

Spin-outスピンアウト

スタートアップとして独立させ、社会に実装する。

Team structure

創る力と、
届ける力

片方だけでは、社会実装には届かない。Keio Robotics はエンジニアだけの団体ではありません。

Development Team

アイデアを、
動く PoC にする

  • ソフトとハードを、1 つのプロジェクトに集約
  • 分業しない。統合して、一気通貫でつくりきる
  • 出口:ハッカソン・OSS・スピンアウト
Operations Team

PoC を、
社会に出す土壌をつくる

  • PEOPLE熱量のあるリーダーを発掘し、育てる
  • ALLIANCE投資家・企業・学内機関との連携をつくる
  • EXIT社会実装へつなぐ出口を設計する
  • ROLES広報・渉外・総務

Base — YIL

拠点は、
矢上の YIL

YIL(Yagami Innovation Laboratory)は、2025 年 4 月に慶應義塾大学 矢上キャンパスに開所したオープンイノベーション施設です。慶應の科学技術の知を社会と共有し、産学連携による課題解決と社会実装を目指す拠点で、愛称の「イール」は細長い建物の形を eel(うなぎ)に見立てたもの。Keio Robotics は、ここを開発と実証の拠点にしています。

1F

集う — 共創スペース大型 LED ビジョンのある LIVE HUB や EAT & LEARN など、人が集まり議論する階。KR にとっては日々の作業と実機検証の場です。

2F

試す — スタジオ研究機器が常設されたスタジオ。天井の吊り下げ機構や不整地フィールドで、実機をそのまま試せます。

YIL 1 階の共創スペース
YIL 1F共創スペース
YIL 2 階のスタジオ。不整地フィールドと吊り下げ機構
YIL 2Fスタジオ
  • 1F・2F の実証スペース

    階段やエレベーターを含む実際の建物の中で、実機を走らせて検証できる。

  • 大型ディスプレイ

    デジタルツインや可視化を、等身大で映し出せる。

  • 天井吊り下げ機構 + OptiTrack

    懸架式アームの開発や、モーションキャプチャによる高精度な計測に。

  • デジタルツイン

    Matterport で全館をスキャン済み。実機に載せる前にシミュレータで確かめられる。

YIL で使える機材

  • GPU 計算資源(Isaac Lab など)
  • Unitree Go2 / Go2W
  • ロボットアーム(SO-ARM101 ほか)
  • Apple Vision Pro
  • 3D プリンター
  • 電子工作キット(M5Stack・センサ類)

Sim to Real

シミュレーションから
実機まで、ひと続きで

シミュレータで学習させたものを、そのまま実機で走らせるところまで。この一連の流れを、学生が自分の手で回せる環境です。

Isaac Lab で多数の四足ロボットが不整地を歩くシミュレーション
SIMULATIONIsaac Lab で歩行ポリシーを強化学習
YIL の不整地フィールドを歩く実機の Unitree Go2
REAL学習したポリシーを YIL の実機 Go2 で検証
  1. 強化学習(Isaac Lab)
  2. ROS 2 で実機へ
  3. Unitree Go2 で走行
  4. YIL で実証

Workshop

学んだことを、
次の人へ

開発だけでなく、学内向けの講習会も開いています。2026 年 10 月には AIC の講習会で、Keio Robotics のメンバーが講師と TA を務めました。

AIC Workshop — 2026.10AIC のイベントページへ 君ならロボットをどう動かす? 四脚ロボットで体験する強化学習と自律移動

Message

KR チームは、所属研究室や学科、学部を問わないオープンなロボット開発チームであり、多分野・異分野交流を通じて社会課題解決のためのロボットシステムの獲得を目指すメンバーが集っています。同チームの自発的かつアクティブな活動がこれからのロボット共生時代の一助となることを期待しています。
石上 玄也 教授慶應義塾大学 理工学部 機械工学科